OpenShiftの道具箱


Red Hatが管理・運営をしているPublicなPaaS環境であるOpenShift Onlineに、待望のOpenShift v3対応のプレビュー版がリリースされました。
環境があったらOpenShift v3 を試してみたい!と考えている方必見です。

本編に入る前に、OpenShift Onlineの位置付けをご紹介します。Red Hat が提供するOpenShiftには3種類の提供形態があります。OpenShift OnlineとOpenShift Dedicatedは、Red Hatが管理・運営をしていますのでお客様自身で環境を構築することなく、OpenShiftをご利用いただくことが可能です。

  • OpenShift Enterprise
    • お客様のオンプレミスの環境にOpenShiftを構築する場合に利用します
    • インストールする環境は、物理サーバー、仮想サーバー、プライベートクラウド、パブリッククラウドが選択可能で、Red Hat Enterprise Linux 7.1+がインストール可能な環境であれば、どこでも利用可能です
  • OpenShift Online
    • Red Hatが管理・運営をするPublicなPaaSです
    • 利用形態によって、無償、Anual Planなどのプランがあります
    • 無償プランはサインナップすれば、限られた容量での利用が可能です
  • OpenShift Dedicated
    • Red Hatが管理・運営をするManaged なPaaSです

利用方法

前提条件

* Github.com のアカウントがあること

※Github.comのアカウントがない方はまずアカウントを登録しましょう。

利用登録

1. https://www.openshift.com/devpreview/register.html にアクセスします

2. Login with GitHub ボタンをクリックします

reqAccOnGithub3. github.com のアプリケーション認証サイトで認証可能にします
gitauth

4. OpenShift Onlineの登録フォームで必要事項を入力して「REGISTER」ボタンをクリックします

OnlineReqAccess
このとき、Github Username, Github ID はプリセットされています。

5. あとはアカウント作成完了のメールを待ちましょう
ReqAccessComp

メールに、OpenShift Online (v3 版)のURLがあるのでアクセスしましょう。

アプリケーションをデプロイしよう

利用登録ができたら、早速アプリケーションをデプロイしてみましょう。ここではWebUIを使ったアプリケーションのデプロイ方法をご紹介します。

OpenShiftは、テンプレートを使って簡単にアプリケーションの実行環境を構築することができます。テンプレートはベースとなるコンテナイメージ、ビルド方式、デプロイ方式などを定義することができます。
ここでは、JBoss EAPのテンプレートを使って、JBoss のサンプルアプリケーションをデプロイします。

https://github.com/jboss-developer/jboss-eap-quickstarts/tree/6.4.x/kitchensink

1. 「LOGIN WITH GITHUB」ボタンをクリックしてログイン
loginOnlinev3

2.「New Project」ボタンをクリックして、プロジェクト作成を開始
newproj

3. Nameでプロジェクト名を指定して「Create」ボタンをクリック
projname

OpenShiftのクラスタ内では、プロジェクト名が一意である必要があります。もしもすでに他の人が使っている名前を指定すると、こんな風にエラーになります。

DupName

4. テンプレート一覧から「jboss-eap64-openshift:1.3」を選択
online-eaptemp

 

5. Nameにアプリケーション名を入力、「Try it」をクリックして、Git Repository URLのテキストフィールドにGithubのリポジトリを指定

appname
※アプリケーション名はプロジェクト内で一意であれば良いので、好きな名前をつけましょう。

6. 「Create」ボタンをクリックして、アプリケーションのビルド&デプロイの開始
createapp

7. 「Continue to deploy」をクリックして Overview 画面を表示

contbuild

8. デプロイが終わったら、アプリケーションへのリンクをクリックしてアプリケーションを利用

route

kitchensink

FAQ(抜粋)

[https://www.openshift.com/devpreview/register.html]にFAQがありますので、詳細はそちらを参照してください。

* 30日でアカウントは失効しデプロイしたアプリケーションも消滅します。再び利用したい場合は、再度、登録フォームで登録します。
* 1プロジェクトにつき 2GiBメモリ、4CPU Core、 1GiBの永続化ストレージx2 のリソースが利用可能です。
* 2016/6/16 時点で、利用できる言語やミドルウェアは Node.js(0.10)、 PHP(5.5, 5.6)、Python(2.7, 3.3, 3.4)、Ruby(2.0, 2.2)、 Perl(5.16, 5.20), Java(6, 7, 8, EE)とJBoss EAPとJBoss Web Server が利用可能です。
利用できるデータベースは、MongoDB(2.4, 2.6)、MySQL(5.5, 5.6)と PostgreSQL(9.2, 9.4)です。
* コンテナ内のプロセスを root ユーザ(PID=1)で実行するコンテナは、セキュリティの制限により利用できません。

レッドハット・OpenShift ソリューションアーキテクト・プロフィール

大溝 桂

大溝 桂

レッドハット株式会社 OpenShift ソリューションアーキテクト

外資系ベンダーにてC言語/Java言語を利用した基幹業務システムの開発や運用支援などを経験後、2012年にレッドハット株式会社に入社。…
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